みんな違ってそれでいい

昨日はプレミアムフライデーでしたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?

園では臨床心理士の中島先生に来ていただき講習会を開きました。

園は集団生活です。その中でどれだけ子どものことを見てくれているのだろうと保護者の皆様が気になることもあるだろうと思います。園は地域(社会)のような存在であり、家族のような存在でもあり、集団の中で成長できる場でもありますが、その子自身に寄り添い一人ひとりときちんと向き合う場でもあります。

中島先生からは子どもたち一人ひとりの気持ちや行動を私たちはどのように見つめ捉え関わっていくのか。それぞれが持った個性や育ちに目を向けた関わりの大切さをお話いただきました。

さて、世間は「プレミアムフライデー」。普段よりもプレミアムな生活を推奨する個人消費喚起キャンペーンの日だったわけですが、先生たちには仕事終わってからの講習会となりました。早帰りどころか遅くなってしまったわけですが「お疲れ様でした」声をかけたところ、

“みんな違ってそれでいい” ですね」

と返ってきました。そうですね、ここでそんな風に使ってくれてありがとうございます。先生がつぶやいた一言が気持ちを前向きにさせてもらったので、今回の表題にもさせてもらいました。

今までにも数多く研修も参加させてもらっていますが、今回の中島先生のお話はまた一段と心に響くものがありました。園内で職員全員が揃って話を聞けたことも、共通意識として心に残るものがあったのかもしれません。

大人も誰一人完璧な人はいません。子どもよりできることは多いかもしれませんが、できないこともあります。それでも一人ひとりが前を向いて子どもたちと向き合おうとする姿。そんな子どもたちのことを思い関わってくれる先生たちと一緒に十人十色の目をもって色々な角度から子どもたちと向き合い関わっていけたらと思います。

今回のお話が今後活かされてくれたら、きっとこんなに素晴らしいプレミアムフライデーはありません。

たんぽぽBLOG

山梨県甲州市にある幼保連携型認定こども園「たんぽぽこども園」のブログです。 基本的には主幹A.Kが活動の様子をお伝えします。

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