先日、大津市で散歩中の保育園児が巻き込まれるという痛ましい事故が起きてしまいました。
事故によって未来ある子どもの命が奪われてしまい、またその事故によって関わるすべての人が心身に深い傷を負ってしまいました。
当園でも常に大切な「命」をお預かりしていることを職員はもちろんのこと、実習等で来る学生さんにも必ずお話をします。
どれだけ安全管理をしていても100%はありません。ですが、何かがあってはいけないことだと園はもちろん子どもたちと関わるすべての関係機関が安全管理には細心の注意を図っています。
災害も含め外に出るということは、気をつけなければいけないことは増え、なおかつ限られた大人の中で子どもたちを守らなければいけません。それでも感受性豊かな子どもたちがこの時期に体感することの大切さを思うと、より多くの自然・人・モノとの関わりをもつためにも外にでることは子どもの成長過程に必要なことでもあり逆に可能性ある子どもたちの活動を制限してしまうこともできません。
ありがたくも、園周辺ではお散歩にでかけ地域の方が温かく声をかけてくださり、普段からも温かく見守っていただき子どもたちを地域全体で育てていただいていると感じています。
今日、5月11日(土)からは春の交通安全運動が始まります。
大津市の事故に限らず、親子が巻き込まれるという交通事故も続いています。
園として、職員として、そして一個人として、そして皆さまにとっても、今一度振り返りの機会とし、これからの事故防止につなげていければと思います。
園では職員同士、周囲の危険性や安全管理について再確認し散歩中等の安全管理にも最善をつくしていきますが、地域のみなさまにも園児の散歩等を見かけた際には車のスピードを落としていただくなど、今後もご理解とご協力をいただければと思います。
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